豊穂頭首工の油圧ゲートを補修

更新日:2017年08月09日

  7月20日 管内190町歩の水利を賄う豊穂頭首工で、ゲートが起立しないとの連絡が入った。現地操作室のユニットを一通り確認して再度試みたが起立せず、ゲート周辺の川面には、うっすらとした油膜の反射が確認された。至急、河川管理者や地元漁協などと協議して、下流2ケ所にオイルフェンスを施したところ、早急な対処により、大事には至らなかった。関係機関の協力に感謝したい。翌日から緊急修繕に入り、油圧ホースの経年劣化による破裂が原因と判明した。後日、このような緊急事故発生時の連絡体制の再確認や、初動体制のあり方について、各関係機関と協議の席を持つこととなった。

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平成29年度 第1回監事会の開催

更新日:2017年08月09日

   7月7日 本年度第1回目の監事会があり、平成28年度の決算監査が実施された。会に先立ち、石原総括監事より、執行部への労いと、「会計事務の不正事案などが、毎年のように発生している。事務局は適正に処理されていると思うが、我々も業務として十分に時間をかけて監査を進めたいと思う」との挨拶があった。監査実施方法や役割分担等について協議がなされた後、事務局より平成28年度の決算書類について説明がなされ、監査に入った。
   その後、監査結果について審議が行われ、「指導機関による法令の改正に基づき、諸規程類は適宜処理されている」、「会計処理はよく整理されており、違算なく、適正に処理されている」との総評があった。
  また、年々施設補修費が増大傾向にあることから、計画的な早期改修事業実施について、要望があった。

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水系別水路委員会を開催

更新日:2017年08月09日

   5月1日開催の羽月用水路委員会をはじめとして、各水系別水路委員会が開催され、6月21日には受益面積が最大の里用水路委員会が開催された。冒頭、事務局より水路管理における転落事故の報告がなされた。年々水守人の高齢化が進む中、管理に対する各委員会の共通した意見として、大雨時の単独行動をやめ、複数での見回りを徹底するなど、安全対策についての再確認がなされた。
   また、施設の足場補強やライフジャケット着用などの要望が出された。水土里サークル活動組織との連携などについて積極的に協議していきたい。

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羽月用水路委員会(5月1日)                               羽月頭首工の除塵足場の設置

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平成29年度 第1回理事会の開催

更新日:2017年08月09日

  5月26日 本年度第1回目の理事会が開催された。冒頭、田﨑理事長から「土改連総会において県知事表彰を受けた。併せて先日は全土連功労者表彰もいただいた。四半世紀以上にわたり未収賦課金の発生がないことや、積極的な各種事業の導入などが評価されてのことだと思うが、これらは全役員、全総代の皆さんの協力のおかげであり、心から感謝申し上げたい」と挨拶があり、事務局より昨年度の最終理事会以後の経過報告がなされた。
  その後、審議に入り、田植え前の施設補修工事に関する案件などが上程された。水土里情報システムの更新議案は次回理事会で再協議することとなったが他の議案は原案どおり承認された。

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土改連水土里情報センター長の説明                 

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揚水期前の浚渫作業の実施

更新日:2017年08月09日

   本格的な揚水時期を前に、各取水施設で定期作業が実施された。主要施設の一つ、牛ノ子堰では、一雨ごとに上流から砂礫が押し流されてくることから、県の河川担当課や地元漁協等と協議し、5月24日に堰内部の均平ならし作業を行った。以前は3年に一度のペースで十分だったが、近年はゲリラ豪雨などの異常気象により、その頻度も年々多くなってきている。

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            牛ノ子堰内部の均平ならし作業(5月24日)                  大田ポンプ場での浚渫作業(6月5日)

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用水路目地補修講習会を開催

更新日:2017年08月09日

   5月11日 本区管内の多面的機能支払交付金制度の活動組織を対象に、農業用水路の継目やヒビ割れからの漏水を、手軽に防止できる工法の実演会を牛尾地区の里用水路で開催した。当日は、5つの組織から20名程度の参加があり、株式会社錦江の担当者から補修方法の説明を受けたのち、各組織ごとに提供された資材を用いて実施工を体験した。参加者からは、「どの方法でも下準備は必要だが、施工そのものは非常に簡単で、短時間で補修ができた。また、補修後の通水もすぐにできる」との声が聞かれた。各地域における施設の機能維持活動の展開に期待したい。

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