シートパイプ工法による暗渠排水工事実演会を見学

更新日:2019年01月09日

   9月14日、隣接する伊佐市西太良土地改良区の圃場内でシートパイプ工法による暗渠排水工事の実演会があった。春先の硫黄山の噴火に伴い、菱刈地区や西太良地区は稲作を断念せざるを得なくなった。次年度以降の稲作が保証されない中、転作を見据えた乾田化対策の一環として、県姶良伊佐振興局農村整備課が、市農政課とともに各土地改良区や担い手農家を招いて実施した。参加した農家からは「短時間で敷設できる」、「事業化はされないのか」、「敷設費用はどのくらいかかるのか」など、積極的な質問がなされた。


シートパイプの敷設作業

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春村揚水ポンプ場 ホンプ槽内を清掃

更新日:2019年01月09日

  6月8日の第1回目に続き、8月29日に第2回目のポンプ槽内の堆積土砂の排出を行った。消防ホースの水圧により槽内の土砂を押し出す方法をとっているが、揚水ポンプの間が狭いため、時には鋤簾(ジョレン)による手作業も必要となる。出穂期以降の水利確保には、欠かせない作業である。

  
作業状況①                作業状況②

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平成30年度第2回理事会の開催

更新日:2019年01月09日

   7月27日、本年度第2回目の理事会が開催された。はじめに、甲斐理事長が「硫黄山の噴火による川内川の水質悪化を受け、市水稲再生協議会では風評被害を起こさないという強い覚悟をもって、約420町歩が稲作を断念した。本区への影響はごく僅かだが、同じ農家仲間として伊佐の農業を守っていくために知恵を出し合っていきたい」と挨拶した。その後、事務局より経過報告がなされ、上程された議案審議に入った。平成29年度決算の報告をはじめ、提出された議案は原案通り可決承認された。また、その他として、主要施設の水量計が劣化していることから更新を要望する意見や、主要施設敷地にはびこる葛カズラへの対策を求める意見が出された。

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大園頭首工 定期浚渫作業の実施

更新日:2019年01月09日

  7月17日、受益地71ヘクタールへ水を供給しているかんがい施設の大園頭首工で、定期浚渫作業が実施された。大園頭首工は重力式の固定堰であるため、近年の異常気象にみられるゲリラ豪雨等により、上流部から流失してきた砂礫土の、取水門付近への堆積が目立つようになった。以前は人海戦術による賦役作業で乗り越えてきたが、高齢化により人手が足りず、最近では重機を用いるため、業者等への定期的な委託を余儀なくされている。

    
砂礫土の堆積状況              浚渫作業の様子

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平成30年度第1回監事会の開催

更新日:2019年01月09日

  7月6日、本年度第1回目の監事会が開催され、平成29年度の決算資料をもとに監査が実施された。会の冒頭、石原総括監事より「硫黄山の噴火に伴う川内川の水質悪化については、支流への影響も心配されている。一刻も早く沈静化することを祈りたい」と挨拶があった。
  議題により、監査の計画や役割分担等について協議がなされた後、平成29年度の決算資料について事務局より説明がなされ、監査に入った。
  監査後の総評について各監事より意見が述べられ、鳥巣監事からは「圃場整備事業の償還も終盤を迎え、市の助成金負担も大きく緩和されていることから、土地改良区に対する管理費等の助成増額を要望すべき」との意見もあった。


定期監査の様子

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大雨による農用地等の災害が発生

更新日:2019年01月09日

  本格的な梅雨の時期に入り、6月20日には土砂災害警戒情報が発表された。翌21日から施設の巡回を行ったが、このときは水路路肩の小さな滑りが見られたものの目立った施設災害はなかった。
  その後、高土手を抱えた農用地で大小4カ所の土手崩れの報告があった。併せて管轄内の多面的機能支払交付金事業の活動組織による「異常気象後の見回り」も各地域で実施された。

    
土手崩れの様子①                                土手崩れの様子②

            

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