水土里ネット鹿児島 設立60周年記念式典を開催

更新日:2019年03月26日

 

 3月19日、鹿児島市のマリンパレスかごしまで本会通常総会の終了後、水土里ネット鹿児島設立60周年記念式典を開催した。

 開式にあたり、本会の永吉弘行会長が多数の出席に対して謝意を表し、「昭和32年の土地改良法改正を受けて昭和33年9月に設立された本会は、戦後の食糧増産対策から今日まで、時代の変遷とともに会員が直面する課題に対応しながら、食料の安定供給を行う上での基盤となる、農地・農業用水の整備を適正かつ円滑に実施するための役割を果たしてきた。特にこの10年は、農業農村整備予算の大幅削減や、未曾有の自然災害、土地改良法の抜本的な改正など、これまでに経験したことのない激動の時代だった。
 現在は、少子・高齢化による農業従事者の減少やグローバル化の急速な進展、頻発する大災害への対策など、農業・農村を取り巻く環境は大きく変わろうとしている。このような情勢の中で、昭和から平成への時代変遷にあわせて本会が掲げた基本理念『明日 農 夢 求めて』は時代が平成から継承されようとしている今も、変わることはない。
 過去の学びを糧として、夢のある明日へ向けた農村社会を創造することこそ、本会の果たすべき責務であり、本県農業・農村の振興に資するものと確信している。
 この60年という節目を『未来に向けての一里塚』としてとらえ、新たな時代に向けて、会員をはじめ地域社会の多様な要請に寄り添いながら、地域視点の政策が展開され、確実に実現するよう組織の総力を挙げて取り組んでまいりたい。ご列席の皆さまのご健勝とご多幸、そして県内各地の農業農村の限りない発展を心より祈念申し上げる」と式辞を述べた。

 はじめに行われた表彰では、出水園利明・串良町土地改良区理事長と迫良友・宮内原土地改良区事務局長が鹿児島県知事表彰を受賞し、三反園訓・鹿児島県知事より表彰状が授与された。
 また、県土改連会長表彰では、土地改良功労者表彰(団体の部8団体・個人の部12名)、永年勤続役職員表彰(9名)が行われ、本会の永吉会長より表彰状が授与されたほか、36名に感謝状が贈られた。

 来賓祝辞では、三反園訓・鹿児島県知事が式典開催へのお祝いの言葉と、日頃からの農業・農村の振興に対する尽力にお礼を述べ、「県も収益性の高い営農を目指しており、大規模畑地かんがいや農業・農村の防災減災対策、土地改良施設の長寿命化など、今後も様々な課題に取り組んでいく。農業を取り巻く環境は厳しいが、安心安全で良いものを作っている、鹿児島の基幹産業である農業の振興に全力で取り組みたい。皆さまのご健勝とご多幸をお祈りする」と祝辞を述べた。また、柴立鉄彦・鹿児島県議会議長(代読:大園清信・県議会副議長)及び堀畑正純・九州農政局長(代読:佐竹健次・九州農政局次長)、二階俊博・全国土地改良事業団体連合会会長(代読:吉田秀雄・全土連常務理事)からそれぞれ祝辞が贈られた。
 また、進藤金日子・参議院議員のほか、宮崎まさお・全土連会長会議顧問及び県選出国会議員並びに県議会議員の先生方から祝電が届き、代表して宮崎まさお顧問の祝電が披露された。

 続いて、西野一秀・水土里ネット鹿児島専務理事が活動報告を行い、水土里ネット鹿児島の60年の歩みを振り返った。

 最後に、門松經久・NPO法人ムラ工房K代表を講師に迎え、「拓水耕土を考える」をテーマに記念講演が行われた。

 閉式にあたり、本会副会長の本坊輝雄・南さつま市長が「農業・農村や本会の事業活動を取り巻く環境は引き続き厳しい状況であるが、60年という長きにわたり培ってきた技術力などの特性を生かしながら、これからの10年に向けて気持ちを新たに、役職員一体となって取り組んでいく。今後ともお力添えをお願いしたい」と締めくくり、記念式典は盛会のうちに終了した。

 

       式辞を述べる永吉会長                 県知事表彰を受ける出水園理事長(串良町土地改良区)

      県知事表彰を受ける迫事務局長(宮内原土地改良区)   三反園鹿児島県知事による祝辞

      活動報告を行う西野専務理事              記念講演を行った門松氏

      耳を傾ける出席者                   閉式の挨拶をする本坊副会長

 

 

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